~五十肩について~
こんにちは!大久保ひまわり整骨院です🌻
今回は五十肩についてお話していきます。
・五十肩とは・
五十肩は、40~50代で最も多く発症します。
五十肩の特徴は、肩や腕が痛んで腕が上がらない、衣服の脱ぎ着ができないなどの症状があげられます。
40~50代の人が起こりやすい理由としては、加齢によって肩周辺の組織がもろくなり始めること、
一方で仕事やスポーツなどまだまだ活発に体を動かす人が多いこと、
肩関節は動く範囲が大きいために骨以外の組織が引っ張られやすいことなどがあります。
これらの要因が重なることで、五十肩が起こりやすいと考えられています。
・五十肩が起こりやすい部位・
五十肩が特に起こりやすい部位は2か所あります。
①肩の前側にある肩甲下筋の腱と上側にある棘上筋との隙間である腱板疎部です。
②腱板疎部とつながっている上腕二頭筋長頭腱の腱鞘です。
この2か所に炎症や拘縮が起こると、背中に手を回したり、髪を洗ったりする動作がしづらくなります。
また、上腕骨のボールと肩甲骨の受け皿を包んでいる関節包の下側や、
腱板の上側にある滑液包に炎症や拘縮が起こると、腕を上げにくくなります。
・五十肩の経過・
①急性期(発症から2週間程度)
急性期は、痛みが強いものの、無理をすれば肩を動かすことができます。
痛みは、肩を動かしたときだけでなく、安静時や就寝時にも現れます。
痛みを伴う動作は無理に行わないようにしましょう。
②慢性期(凍結期)(6~9ヶ月)
慢性期は、痛みは軽減しますが、肩が動かしにくくなります。
無理に動かそうとすると痛みが出ます。
痛みが軽減してきたら、硬くなった肩関節をほぐすために肩の運動を行い、
少しずつ肩の可動域を広げていきます。
③回復期(1年程度)
回復期は、徐々に痛みが解消していき、次第に肩を動かしやすくなります。
しかし、数年かかる場合や、症状が残ることもあります。
この時期には、肩の可動域や低下した肩の筋力を取り戻すため、積極的に肩の運動を行います。
当院では巻き肩の方も五十肩になりやすいと考えております。
五十肩の方・巻き肩が気になる方は是非、当院にご相談ください!!!