~胸郭出口症候群について~
こんにちは!大久保ひまわり整骨院です🌻
本日はデスクワークなどで不良姿勢になられる方に多くみられる
胸郭出口症候群について、お話して行きたいと思います!
まずは………
- 強い肩コリがある
- 肩、腕、手にしびれや痛みがある
- 血流の滞りを感じる
などが当てはまる場合、それは胸郭出口症候群かもしれません。
胸郭出口症候群とは
- 斜角筋症候群(首の筋肉である斜角筋が硬く収縮することで神経や血管を圧迫する)
- 肋鎖症候群(肋骨と鎖骨の間が狭くなることで神経や血管を圧迫する)
- 小胸筋症候群(小胸筋が硬く収縮することで神経や血管を圧迫する)
これらをまとめた総称です。
胸郭出口とは、第一肋骨の上のあたり(第一肋骨と鎖骨のすきま)を指します。
胸郭出口周りにはいくつかの筋肉があり、その筋肉の周りを動脈、静脈、神経が通っています。
胸郭出口症候群とは、なんらかの原因で動脈、静脈、
神経が絞扼(挟まれて圧迫を受けること)されることによって様々な症状が起こるものです。
胸郭出口症候群の症状はどこが絞扼を受けたかによって症状の出方が様々です。
症状
◇動脈
顔色が真っ青になることや、動脈血が来ないことで痛みが発生する。(虚血性疼痛)
◇静脈
血液中の酸素が減少し、唇や指先の皮膚が青紫色になる。(チアノーゼ)
◇神経
痺れや熱感、冷感、脱力感が起こる。
最初は労作時に症状が出るが、次第に労作時以外も症状が出るようになる。
その他、肩や腕、手の痺れや痛み、手の動かしにくさを感じることがあります。
また強い肩こりに悩まされるケースが非常に多いです。
原因
胸郭出口(第一肋骨と鎖骨の隙間)は非常に狭く、その間を筋肉や神経、動静脈が通過しています。
胸郭出口を通過する腕神経叢(わんしんけいそう)、鎖骨下動脈、静脈が圧迫されることが原因で症状が出ます。
神経、動脈、静脈が圧迫を受ける原因の一例として以下のようなものがあります。
- 吊革をつかむなどの上肢を挙上する動きが原因の筋肉による圧迫。
- 頚肋(先天的な肋骨の遺残物)が存在する場合、頚肋が圧迫してしまう。
- 事故などが原因で折れた肋骨がうまく治癒せず第一肋骨と鎖骨の間を狭くしてしまう。
- 斜角筋(首の筋肉)が硬く収縮してしまっている。
この様な症状でお悩みの方はご気軽に当院にてご来院ください!